クリーンハイクで烏ケ岳 【福知山山の会】
府下一斉の清掃登山
「故郷の自然を守り育てよう」と京都勤労者山岳連盟が取り組んでいる「クリーンハイク」が、6月4日を中心に府内各地で行われました。福知山山の会は、今年は烏ケ岳で実施。会員のお子さんの参加もあり、13名で約２０㎏のゴミを回収しました。今回は空き缶や空きびんが多かったです。お互いに気落ちよく山に登れるように、「自分のゴミは自分で持ち帰る」を徹底したいですね。
本日のルート
庵我公民館前9:00 ⇒烏ケ岳山頂11:35 ⇒庵我公民館前13:55
※歩行距離:約5km 時間:約5時間
庵我公民館前に9時集合。リーダーから説明中。
トングとナイロン袋を持って、クリーン作戦スタート！！
ゴミはないかなあ・・・・と、きょろきょろ。
今日は1年生のお子ちゃまも参加してくれています。
これは・・・鹿の骨ではないですか！！Kさん、えらいものを発見！！
木々の緑がすっかり濃くなりました。左手の大きな木は、ニワウルシ。
山頂まで約半分の行程で、こんなたくさんのゴミが！！
休憩が終わって再スタート。
こんなところにササユリが!(^^)!
リーダーから木々や花についてのお話が。ほんまに、勉強になります(^O^)／
烏ケ岳山頂で、土壌調査のための土を採取。10ｃｍくらい掘るんだそう。
とった土をナイロン袋に入れて送ります。
昼食の後、会長から装備のお話！！
最低これだけは持っておいてほしいとのこと。シュリンゲ・安全環付きカラビナ・カラビナ・ロープ
今日のクリーンハイクは13人の参加。お疲れさまです。
山頂から。双耳峰の青葉山と三角に尖った弥仙山が並んで見えています。
さあ、来た道を戻ります。
舗装路の下りは、なかなか足にこたえます。
ガスボンベや空きびん、空き缶。今日拾ったごみ、約２０㎏。
烏ケ岳でみみーつけた
クリーンハイクのリーダーKさんは、樹木医さん。道々で、お花や木々のことをたくさん教えていただきました。
エゴノキやウツギなど、白い花があちこちに見られました。
ネジキの白い花。
ナンテンハギ。名前を忘れたら、「なんてー（ん）？」と聞いてください。
ササユリ。「年に1回は、これを見ないとなあ」とFさん。
タツナミソウ。花の様子が泡立って寄せる波のようです。
ノイバラ。日本のバラの代表的な原種だとか。
キイチゴ。甘くておいしかったですよー(*^^*)
あちこちで見られるコナスビ。直径5ｍｍくらいの小さなお花。
猫ちゃん大好き、マタタビ。疲れた時に甘い果実を食べると「再び旅ができる」ことから。
アラゲキクラゲ。もちろん食べられるそうです。
これは珍しいノウタケ。内部は真っ白でふかふか。
おなじみのヤマボウシ。
満開のエゴノキ。あと少しで山頂です。
山頂にオニグルミ。湿気の多いところを好むらしいが、ここでは霧が湿気を運んでいるとのこと。
エゴノネコアシという虫こぶ。「エゴノネコアシアブラムシ」というアブラムシによって葉芽が変形したもの。
