槍ヶ岳 2010/7/17-19
槍ヶ岳報告
- 7月17日
- 予定通り福知山IC手前の交番当たりで待ち合わせ、5:15頃出発。
順調に高速を走行し途中、1回休憩し平湯温泉で昼食用のおにぎりを購入。アカンダナ駐車場を経て、上高地へ、3連休の為か、沢山の人にびっくり。
梓川はこのところの雨で増水し、流れが非常に急。梅雨は明けたと喜んでいたら、明神に着く当たりから大雨、雨宿りして雨具を着ることに。それでも、横尾山荘に着く前には雨が上がった。
横尾山荘は山小屋とは思えないきれいな山荘。石鹸は使えないが、風呂にも入ってご機嫌だ。食事が終わってからは、夕暮れ見物。 - 7月18日
- お昼の弁当はクロワッサンとチーズ、野菜ジュースと小屋がハイカラなら弁当もハイカラだ。
朝から天気が良く、天狗原の分岐辺りからはかんかん照りだ。雪渓が今年は多い。雪渓の下が空洞の部分があって危ないと聞き、慎重に歩く。
首筋辺りが日に照らされて、痛い。いつも痛くなってからしまったと思う。もっと早く首筋にタオルを巻いておけばよかった。
暑くて、登りはゆっくりとと思うが、どうしても早足になるようだ。 殺生ヒュッテで一休み、うどんを食べた。 汁物がうまい。
槍ヶ岳山荘に着いて、一休み後槍ヶ岳山頂へ、今日の昼の暑さがうそのように寒い。
山頂はさわやか会とかが独占で歌を歌っていた。さわやかなのは自分たちだけだろう。 - 7月19日
-
朝4時頃から起きだして準備にかかる。昨日は皆ぐっすりと寝たようだ。 2段ベットの上、6人用に2人が来ず、4人の独占で、よく眠れた。
最初の岩場は歩きにくい。下り14Kmは長い。滝谷出合近辺からは沢を横目で見る、木立の陰を歩くようになり、快適だ。
穂高平小屋で穂高牧場の牛乳を飲む。冷たい牛乳がうまい。新穂高温泉でバスを待つ間、足湯につかる。
帰りの高速で一部渋滞があったものの、概ね順調に帰った。F田さん、ずっと一人で運転、お疲れ様でした。福知山着22時。
報告 I津
槍ヶ岳感想
ヤッター! やったぜー。槍に登りました。メンバー4人でハイタッチ。たかが一つの山ではないか、そんなにはしゃぐことでもないよと言う人もいるかもしれない。
だけど私ははしゃぎたい。嬉しい。
ただ運がよかっただけかもしれない。でも嬉しい。
出来るだけのことはした。天候の回復はやはり運だろうな。
あとは記録に残し 良かった点 悪かった点を検証し 次のステップにしよう
W田
二日目、横尾山荘からの早朝出発。
天に突き抜けるような青い空、最高の気象条件に恵まれた槍ヶ岳登山。「人はどうして山に登るのか」、などと考えたことはなかったのに、頂上まであと500メートルの標識を見たあたりからわたしは初めてこの言葉に同意した。空気は薄くなり、息苦しくなり、足は重い。ガレ場や雪渓に足を取られながら歩けども歩けども、眼前にそびえる槍ヶ岳はちっとも近くならない。それだけに槍ヶ岳の肩に足を踏み入れたときの感動はたとえようもなかった。
翌朝のまぶしいばかりの御来迎、朝日の中に浮かぶ穂高連峰に遠くの富士山の勇姿。こんな一大スペクトルを自然の風景の中に捉えられようとは想像もしていなかっただけに、カルチャーショック!
そしていよいよ下山路。飛騨乗越の岩を踏んでのジグザグの急降下。途中、カールの壮大な緑の懐に抱かれて朝食。深山石楠花、シナノキンバイ、黒百合、ハクサンイチゲ、岩オトギリソウなど可憐な山野草が微笑む。そしておいしかった槍平小屋での一杯のコーヒー。
S本
今回の槍ガ岳山行は、天候もまずまずで、ほぼ計画通りに実施でき良かった。
リーダーとメンバーに感謝!
私自身は、今回はヒヤヒヤ山行でした。2週間前の三輪山山行で、最初に左足、しばらくして右足と、両足がつってしばらく動けなくなり、メンバーの皆さんに迷惑をかけました。その時の反省点は、①低山(467m)だと甘くみていて、休憩も少なく、歩幅は大きく、かなり急いで登った。②非常に蒸し暑い日で、異常なほど汗をかいたのに、水分補給(特に塩分補給)を怠った。以上のことがあげられる。
それ以来、槍ガ岳はどうしよう、大丈夫だろうか?メンバーに迷惑をかけないだろうか?と考える毎日でした。そこで、岩崎元郎氏の「山でバテない5つのポイント」を実践しようと思い、①歩幅を小さく②足音をたてない③靴裏を見せない④2本のレール⑤パクパクはダメ・まず吐く、を頭に叩き込みました。
そして、槍ガ岳登頂の日になり、5つのポイントを実践し、ゆっくり一歩一歩踏み下ろす位置を確認しながら登り、何とか山頂に立つことができました。体調不良も重なっていて、槍岳山荘への最後の急登は、酸素不足でもあり、心臓がパクパク状態になりましたが、槍の穂先に登りきった時は昨年以上の感激でした。
F田
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