会報表紙11月号 「キノコ」
11月錦秋の季節を迎えます。
木の実やキノコなど山の幸もそろそろ終盤にさしかかります。
本年はカエンタケが増えてその危険性が報道されたり、東北でキノコが放射性物質を吸収するなどとキノコの話題がいくつかありました。
手持ちの図鑑でもカエンタケは稀といった表現でほとんど解説はありません。
山の生物も年月がたつと色々変化があるようです。
最近キノコマニアが増えていて、ネットでみると無数といってよいほどに記事が出ています。
ひとつには写真の素材として被写体としての魅力が大きいことがあるのではないかと思っています。
種類が多いこと、個体変異が大きいことや動かないので写真に撮りやすいことなどはまる要素はたくさんあるようです。
私は食べるほうの一派ですが可食とされていたキノコが毒キノコになったりすることもあります。
特異体質や産地による違い、前処理が必要なのにその情報がないなど原因は色々あるようです。
まあ古くなればマツタケでもあたりますので注意するにこしたことはありません。
近辺でとれるハタケシメジというキノコがありますがシャキシャキとして美味しいきのこです。
最近栽培技術が確立されてスーパーなどで売っています。
瑞穂町の山奥でほとんどが栽培されているそうです、いまや工場で生産する時代になってしまったようです。
ナメコやクリタケなど晩秋のキノコも見られるようになります。
紅葉だけでなくキノコの不思議な造形美を楽しんでください。
文 はるさん
絵 HITORISHIZUKA
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