綾部トレイル「シデ山」山行 【福知山山の会】
昔は「カヤ畑」だったシデ山。カヤ(茅)は、昔は屋根の素材として貴重なもので、シデ山はそのカヤを得るための場所だったのです。晩秋にカヤかきが行われ、男女総出でふもとの集落まで運んだそうです。建築様式の変化によってカヤの需要は激減し、昭和45年ごろにはカヤかきの歴史を終えることとなりますが、そんな昔の懐かしい風景を思い起こしながら登れる山です。
役割を終えて荒れていた山道を地域の活性化のために復活させ、平成28年に「京都丹波高原国定公園」に編入されました。かつての広大なカヤ場は現在は癒しの雑木林になっています。
鳥垣渓谷・シデ山ではたくさんの山野草・樹木を楽しむことができます。春は、ミヤマカタバミ・クリンソウ・エビネ・ベニバナヤマシャクヤク、秋にはフジバカマ・アケボノソウ・ツリフネソウ等々。また、ミツマタやイロハモミジ・ウツギだけでなく、ナンジャモンジャ・エゴノキ・ヤブデマリ・ムクロジなどちょっと珍しい木にも出会うことができるそうです。
例会で出会った植物たちを紹介します。
まずまずの登山日和🍂リーダーKさんの、「木や植物の名前」「シデ山の歴史」などの話を聞きながら里山を楽しみました。ただ、植物の名前を聞く先から忘れていくのが悲しい😂高い山への魅力とあこがれは尽きませんが、里山の楽しみ方を教えてもらった一日でした。ありがとうございました😃
photo by kaburin
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