まだまだ登りたい山があります!・百名山踏破への道のり(PART4)【福知山山の会】
福知山山の会では、これまでに3名の方の「日本百名山完全踏破への道のり」を紹介してきました。今回は、その第4弾!!昨年9月に「木曽駒ケ岳」を登頂して、百名山を登り切ったYさんの歩みを紹介します。
山口県出身のYさん、若いころから登山を始めて主には九州の山々でトレーニングを積まれたそうです。Yさんと言えばトレードマークの大きなザック!!どんな近くの低山でも重いザックを背負ってトレーニング。岩場も飛ぶように進んで行く身軽なYさんに、山へのいろいろな思いを聞かせていただきました。
思い出のアルバム🎶
山行の写真をたくさん保存しておられるYさん。そして、山頂では必ず記念写真。たくさんの思い出の中から、一部を紹介します。
知人に誘われて近くの山に登ったことがきっかけで登山人生がスタート。山口県下関市の竜王山(標高614m)や鬼ケ城(標高619.5m)などでトレーニングを積み、山口県では「下関山岳会」に入会し、登山教室で学びました。一年を通して北アルプス・南アルプス・大山などに登り、九重山の冬山訓練や合宿にも参加する中で百名山すべてを制覇したいという気持ちがわいてきました。
たくさん登った山の中でも、一番好きな山は「白山」…孫とも登った思い出の山。7回は登っています。ほかには、富士山・立山・槍ヶ岳。阿蘇山や九重山などの九州の山も思い出深い。特に、「ミヤマキリシマ」が咲く6月。大船山から見た北大船山や平治岳がピンクに染まりなんとも綺麗。
もちろん、厳しかった山もたくさんあります。戸隠山や西穂高から槍ヶ岳への縦走、テント泊での裏銀座縦走(烏帽子岳→野口五郎岳→鷲羽岳→三股蓮華岳→双六岳→笠ケ岳)。そして、表銀座縦走!!
百名山最後の山は、木曽駒ケ岳。2023年9月17日でした。山頂では、地元の住職が作ってくれた祝旗を持って記念撮影。周りの方からも拍手や「おめでとう」と祝福してもらい、うれしいやら恥ずかしいやらでした。翌日は、宝剣山荘から、雲海の中太陽が昇りきれいな朝日を見ることができました。達成感と充実感でいっぱいでした。
そして、これから・・・
危険な時には中止すること。予定より時間が多くかかり暗くなりそうなとき、あきらめる勇気が大切です。登るよりも中止のほうが勇気が必要。
まだまだ登りたい山があります。時間をかけてゆっくりと登り、山を堪能したい(*^^*)
技術も経験も豊富なYさん。日本百名山だけでなく、山の会では「宍粟50名山」完全踏破のメンバーで、宍粟独特の急登や夏のヤマビル・冬の積雪にもめげず歩き続けられました。また、「六甲山全山縦走」の経験者として、後輩のトレーニングにも同行しコースの確認やアドバイスをしてくださいました。山を愛し、花を愛し…道中の車の中では演歌を愛するYさん。これからもたくさんのことを教えてくださいね。みんなを山へ連れてってーーーー(≧▽≦)
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