若狭富士「青葉山」を歩く【福知山山の会】

12月例会は、舞鶴の松尾寺から青葉山に登りました。山容は福井県側からは富士山のように見えて「若狭富士」と呼ばれ、京都府側からは西峰と東峰の2つのピークをもつ双耳峰になっています。上りは急斜面でジグザグを繰り返し、足元の悪いところにはロープや梯子が設置されています。西峰と東峰の間は岩場が続き、変化に富んだコースを楽しむことができます。西峰や葉の落ちた木々の間からの眺望も素晴らしく、初冬の青葉山を満喫しました🙂

今日のコース

登山口(松尾寺側)9:31⇒青葉山(西峰)10:52⇒青葉山(東峰)11:44⇒青葉山(西峰)12:59⇒登山口14:08

※距離4.1㎞   時間約4時間40分

青葉山で見つけた

青葉山と言えば、数々のお花が楽しめる山としても人気があります。

氷河期が終わり気候が暖かくなるにつれて北へと後退していった植物が多い中で、青葉山に残っている植物たちは上へ上へと移動して頂上付近の樹木や暖地性植物の生育に適さない安山岩の露頭部などで現在まで生き残っているそうです。

ミスミソウ・ミヤマカタバミ・イカリソウ・エンレイソウ・ササユリ・タツナミソウ・アマドコロ・オニユリ・イブキジャコウソウ・・・季節によってたくさんのお花が迎えてくれます。固有種の「オオキンレイカ」は希少な花で保護活動が行われています。

初冬の今回の山行で見つけたものは・・・👇

参加者より

素晴らしいお天気に恵まれた気持ちの良い一日。西峰や葉が落ちた木々の間からの眺望もよく、参加された皆さんと楽しく歩くことができました。急登あり、はしごやロープあり、岩場あり・・・で気の抜けない青葉山ですが、また登りたい山の一つですね😆