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京都、唐櫃越例会   【舞鶴山遊会】

梅雨の晴れ間をぬって ~歴史と野鳥の道、唐櫃越~

「唐櫃越」は旧山陰街道の北側を並行して亀岡から上桂まで沓掛山など山々の稜線をたどる約10㎞の山道です。古くから丹波と京を結ぶ物流の道として、また本能寺の変の際には、明智光秀が進軍した道の一つとされ、2019年に文化庁が選定する「歴史の道100選」の一つに選ばれました。
 梅雨の合間、6月26日の例会では上桂から沓掛山まで行き、そこから引き返して稜線と一部が重なり自然の中で野鳥に親しむことができる「桂坂野鳥遊園」に下りました。

 

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Lf Hiker | E.Pointal contributor

Yamap_2021-06-26_10_07   

Profile

50 100 150 200 5 10 15 Distance (km) Elevation (m)
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Elevation loss: No data
Duration: No data

Description

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登山口~竹林の道へ

唐櫃越への登山口

 上桂の街中を抜けて10分足らずで登山口の標識があります。そこからわずかに進むと京都の風情漂う、竹林の中に「すうっと」吸い込まれていくような感覚で緩やかに高度を上げながら道は続いて行きます。
♪ ちょっと発見  ”キヌガサダケ
 歩き始めてすぐ、竹林の道脇で「キヌガサダケ」を見つけました。初夏からカラ松林や竹林の中で自生することが多く、カサの内側から伸びたレース状の白い部分が地面まで伸びて「キノコの女王」と呼ばれているそうです。

唐櫃越~沓掛山へ

 登り始めて約1時間で稜線に出て、北東には京都市内の中心部が開け、遠く東山や比叡山を望むことができます。道はしっかりと踏み固められ、いにしえから人々が行き交ったであろう歴史の重みを感じました。
 南側には桂坂野鳥遊園の森が広がり、鳥のさえずりや樹々の息吹に心和ませながら、登山口から約2時間で標高414mの沓掛山に到着しました。

唐櫃越、樹間の道

桂坂野鳥遊園に下山

桂坂野鳥遊園 観鳥楼より

 🐦桂坂野鳥遊園は京都西山の自然豊かな山裾に、およそ83,000坪もの敷地が広がる野鳥遊園です。
 日本で初めて住宅地に造営され、現在までに約100種類に及ぶ野鳥が観察されています。園内には野鳥を観察するための観鳥楼やバードサンクチュアリ、小川が流れる芝生広場、広葉樹林が広がる散策路などが整備されています。

野鳥観察記 ~後日、参加者の中のバードウォッチャーから観察の様子が寄せられましたのでご紹介します~   (H・S 記)

 梅雨のシーズンで、湿度の高い日々とは云え初夏である。繁殖期の里山の鳥達はどうしているだろう?唐櫃越で野鳥の声をたどってみる。

 上桂の住宅地を抜け、竹林に入るとまずウグイスのさえずりが聞こえ、里山の景色が広がる。ウグイスはササ等の下草が豊富な森林に生息し、やぶの中にいてあまり出てこない。食べ物は昆虫や果物。地鳴きはチャッ、チャッ、チャッという。よく踏み固められた山道を行くとヒ~ヨ、ヒ~ヨというヒヨドリの声。ヒヨドリは昆虫の他、果物をよく食べ、植物の種を運ぶ重要な種子散布者だそうだ。
 沓掛山に入るとキョ、キョ、キョ、キョ、というホトトギスの声が聞こえる。ホトトギスは夏鳥として渡来し、托卵相手のウグイスが住む場所で見られる。昆虫食で特に毛虫が好物。カッコウ科では最小だそうだ。

ウグイス
ヒヨドリ

ホトトギス





イカル

 京都盆地が見える展望所に着くと下の山からも色んな鳥の鳴き声が聞こえる。結構いるのかな?頂上近くに来ると、フィーホーと口笛のようなイカルの声。イカルは黄色く太いくちばしで種子を割って食べる留鳥。近くの木の上で鳴いているが姿は見えず。
 下山路ではリョウブの花、ソヨゴの実、ムラサキシキブの花などが見られ、これらが鳥のエサになるのかと思う。やぶの中でシシシシとヤブサメが鳴いている。昆虫のような声だが姿を見たことはない。そして樹上で高らかにさえずっている鳥の声が聞こえる。もしかして外来種のソウシチョウかな?
 下山後の桂坂野鳥遊園の池にはカモがいた。実のなる樹木がたくさん植えてあり、野鳥が訪れそうな美しい所であった。

みなさんの感想から (抜粋)

★ 本能寺の変の時、明智光秀が通った道。光秀はどんな気持ちで向かったのかなと思いを馳せながら歩きました。桂坂野鳥遊園ではかえでの翼果と呼ばれる翼状の果実をたくさんつけていました。プロペラのような形状で、少しでも遠くへ種を飛ばす戦略だそうです。光秀の戦略は織田信長征伐後うまく行かなかったですが、かえでは遠くにたくさん種を飛ばせるといいです。(S・U)

 「歴史の道100選」に選ばれた唐櫃越、どんな道か楽しみだ。唐櫃を背負い人々が行き来し、明智光秀が通った道。何だかワクワク、ガンバロー。住宅地を抜け竹林を行くと緩やかな稜線が続き、京都の市街地、東山連山、比叡山の眺めも良く、所々にあるベンチも嬉しい。近くの人達の憩いのハイキングコースなのでしょうね。(K・K)

★ 今回の参加メンバーの中でOさんとSさんは鳥に詳しく、「何々は渡り鳥だ」とか、「自宅の前の川に何々の鳥が来る」とか、「ふくろうが今年は来なかった」とか、道すがら鳥談義に花を咲かせておられました。野鳥園で、私はカモぐらいしか分からなかったですが、鳥たちが好きそうな池や裏山が広がっていました。いつかまた、馬堀駅から本能寺へと目指してみたいものだと思いました。( K・M)

 ※ 記事の中で使用した野鳥の画像等は著作権フリーのサイトから引用させていただきました