まばゆい日差しの中で ~由良ヶ岳公開&クリーンハイク~  【舞鶴山遊会】

 6月4日、3年ぶりの公開ハイクを由良ヶ岳で行い、合わせてクリーンハイクを実施しました。
 今回は会員19名と会員外の希望者20名という、かってないほどの規模の参加者になりました。
 
 年齢も20代~70代と幅広く、山の話のあれこれ、山から望める風景、季節の山野草の話題などなど、世代を超えて会話も弾み、全員元気に完歩して楽しい一日を過ごすことが出来ました。

東峰山頂より望む舞鶴湾
今回の登山ルート

セレモニー ~ 出発 ~ そして山頂へ

 会員と一般参加のメンバーを組み合わせた5グループと、別にクリーン作業の中心になってもらうグループを作って、それぞれ山頂を目指しました。

風景を愛でる

 登山口から2時間ほどかけて東峰に到着しました。しばし休憩を摂り、由良川や由良ヶ浜、舞鶴方面などなど、青い空と海、ペールブルーの水平線、そしてはるかな山並みと360度に広がる大パノラマを楽しみました。特に眼下の由良川鉄橋にKTRの列車がさしかかると、ここでしか出会えない絶景に歓声が上がりました。およそ40名に近い大グループでの集合写真におさまったあと、西峰に移動しました。

花を愛でる

 由良ヶ岳では多様で美しい山野草に出会うことが出来ました。しかしむやみに踏みつけたり、持ち帰ってしまったりと、心無いハイカーがいることも事実です。「由良ヶ岳は宝の山」(会員、Iさんの言葉)が印象に残っています。そんな貴重な自然の財産を大切に守っていく事もクリーンハイクの意義の一つだと思います。

山で出会い、山で繋がる

 企画終了後の当クラブ、N会長の言葉「山を介しての繋がりは様々あり、今回はそれがさらに深まった山行になりました」本当にそうだと思います。今回の一般参加者、住んでいる地域も職業も年齢も多種多様。そして参加のきっかけも、友人、知人に誘われたり、ネットやミニコミ誌で知ったり、パンフレットを見たりとこれも多種多様。それでも「山に行きたい、風景や花を見たい」という気持ちは一緒だったはずです。途中、犬を連れて軽快に登って行った若い女性や陽気なアメリカ人の男女3人グループとも出会い、会話を交わしながら山頂を目指しました。そんな一期一会の山での出会い、山を通じての人との繋がりがより一層、いとおしく感じられた山行になりました。